【売却マニュアル】「買取・下取りの違い」と注意点 -時期も大事-

売る | 2016-01-26 10:28:00
680 Views

Image of 【売却マニュアル】「買取・下取りの違い」と注意点 -時期も大事-

車の売却は、買取・下取りの選択を失敗すると数十万円単位で損をする可能性があります。車を手放す時、損をしないためにどうしたら良いのか。買取と下取りの違いから、査定の人がチェックするポイントまで!初心者必見の記事です。

【目次】
買取と下取りでは何が違うの?
買取とは?(買取価格の決め方)
下取りとは?(下取り価格の決め方)
どっちがお得なの?
相見積もりは大事
【おまけ】中古車雑誌やWebサイトから、買取価格は予想できるのか?
査定士が見るポイント
(①外装②内装③走行距離④エンジン周り⑤その他、定期点検記録簿、取扱説明書)

車が高く売れるタイミング

 

買取と下取りでは何が違うの?

簡単にいうと、
「車を売って現金を受け取る」のか、
「車を売って、同じ販売店で次の車を買う資金に充てる」のかです。

ただ、これ以外にも値段の決め方等にも違いがあるので、実際に買取と下取りについて解説していきましょう。

 

買取とは?

「今乗っている車を売って、現金を受け取る」のが買取です。
もし新しいクルマに買替えたいのであれば、受け取った資金を次のクルマの頭金に充てることもできますよね。
買取専門店で買い取ってもらったり、販売店によっても買取を行っているところが多くあります。

買取価格の決め方

買取価格の算出方法を理解するには、まず中古車の業者が参加する業者間オークションというものがあることを認識することが大事です。
中古車販売業者が、どこから中古車(在庫)を仕入れてくるのか。
中古車販売業者はほとんどの在庫を「一般の方から買い取る(仕入れ)」か「業者間オークションで仕入れ」ています。
そして、在庫として持っていても売れそうになければ、業者間オークションに出品して、販売店同士で中古車を流通させています。

買取価格は、業者間オークション相場を元に、現在買取れる価格を考えます。
その時には、ついている装備やダメージなどの程度を総合して算出します。
考え方としては、「最悪の場合、店頭で販売して買い手がつかなくても、オークションで売れれば・・・」ということですね。
しかし、中古車の相場はオークション会場や地方の違いによって取引相場は違います。
大型買取専門チェーン店の場合、全国の相場情報を随時収集し基本価格を決めるため、より高い価格を提示できる場合が多いです。
また、買取りの場合は社外品パーツ(エアロ・アルミホイール・カーナビなど)もプラス評価対象となります。

 

 

下取りとは?

「今乗っている車を売り、売ったお店と同じお店で次に買う車の購入資金に充てる」ことです。
車を購入する手続きと、手放す手続きを同じ販売店で行うため、手間が省けることが利点の1つになります。

下取り価格の決め方

・新車正規ディーラーで下取ってもらう場合

通常は各販売会社が用意する下取り基本価格表を元に、そこから車両のダメージなどを査定して、減額し、下取り価格を算出します。
価格表は定期的に更新されますが、業者間オークション相場に必ずしも連動しているわけではありません。
また、同じ販売店で次の車を買うことが前提のため、新車販売価格の調整も加味されて最終価格が決められるケースが多いです。
社外品パーツの評価はあまり期待はできません。

・中古車専門店で下取ってもらう場合

考え方は買取りと同じです。
しかし、大型買取専門チェーンのようなネットワークを持っていない場合は、特定のオークション会場での相場を基本価格とすることが多いため、買取価格に違いが出ることがあります。

 

 

どっちがお得なの?

買取も下取りも、基本価格から程度を査定して、最終価格を決定します。
つまり基本価格設定が高いほうが「お得」となります。
多くの場合、高値を追求している大型買取専門チェーンがお得です。

しかし、「新車の正規ディーラー」の下取りなら、自社の銘柄だけを高い価格を設定していたり、新車の購入を前提としているため、価格調整の結果、高く下取ってもらえる場合もあります。
「下取り強化キャンペーン」など新車販売強化の目的で一定金額を下取り価格に上乗せすることもあり、どちらが得とは正直なところ断言できません。

ですので、損をしないためにも事前に買取専門店の無料査定を受けておくのが賢いやり方となります。

 

相見積もりは大事

どうせ売るなら少しでも高い方が嬉しいはずです。
買取専門店も多数あるので、時間が許すのであれば、複数社から査定見積もりを出してもらった方が賢明です。
同じ車、同じタイミングでも場合によっては数十万円も差がでることも少なくありません。
今は、一括見積もりサービス(鬼のように各社一斉に連絡がきますが・・・)もあります。
相見積もりは大事です!

 

 

【おまけ】中古車雑誌やWebサイトから、買取価格は予想できるのか?

正直、難しいです。
同じ車種で状態の近い車を見つけてきて、その販売価格から予想する人は少なくありませんが、あまり賢いやり方とは言えません。

・車名&グレード
・年式
・走行距離
・色
・ミッション
・オプション

これらが全て合致する中古車を「買取価格の目安にできるくらい多く」探し出し予測するのは非常に難しいと思われます。
前述の通り、業者間オークション相場は地方や会場により違うため、同条件の車の販売価格を1つ2つ見つけたとしても、買取価格の参考にならない場合が多いです。

 

さて、ここからは
・査定士が見るポイント
を確認していき、最後に
・売るのに有利な時期
を見ていきましょう。

査定士が見るポイント

まずは、一通りチェックする箇所を見てみましょう。

①外装
②内装
③走行距離
④エンジン周り
⑤その他

と、こんな感じでしょうか。
これでは、ざっくりとし過ぎてよく分からないので、一つづつ詳しくみていきましょう。

 

①外装

・ボディ全体の汚れ、キズ、ヘコミ
・ボディカラー
エアロパーツ
・ナンバープレート
・前後左右のガラス
・サンルーフ、ムーンルーフの動作確認
・ボンネットや天井の状態
・ヘッドライトやテールランプ
・ラジオ、テレビ等のアンテナ類
・ドア、ウインドウの動作確認
・タイヤやホイールの状態
・車高(サスやショックなど)
・タイヤハウスの状態
・マフラーの状態
・オイルの漏れ、にじみ
・各パーツのキズ、ヘコミ、錆など

ボディカラーは査定金額を大きく左右する要素で、人気の色ほど査定金額が高くなる傾向があります。
ボディのヘコミやキズ、汚れのほか、ランプ類、アンテナの破損なども重要なポイント。
カギを差し損ねたときにできた小さな引っかきキズまでも、細かくチェックされます。
査定直前に車体のキズやヘコミを修理しても、その修理費用は査定額に反映されず、かえって損をしてしまう可能性もあります。

 

②内装

・ルーム全体の汚れ
・喫煙による影響
・シートの状態
・オーディオ類とスピーカー
・カーナビ
・ハンドルやメーター類
・エアバッグ
・トランクスペースの状態
・スペアのタイヤ
・付属の装備品

シートやフロアマットをはじめとする内装の汚れは、査定士が目を光らせるポイントです。
汚れがひどく、交換が必要なレベルと判断されれば、査定金額が大幅に下がってしまう可能性もあります。
タバコやペットの匂いも購入希望者に嫌われることが多く、マイナス査定となりがちです。

 

③走行距離

平均的な年間走行距離は普通車で約10,000km、軽自動車で8,000kmとされています。
年式と総走行距離から割り出された年間走行距離が、この基準を大きく上回っていると、査定金額が安くなってしまうことも。
逆に下回っている場合は、プラス査定が期待できます。
しかし、エンジンなどの駆動部は、ある程度動かしておかないと調子が悪くなる場合があります。
年間走行距離が少ない車が、必ずプラス査定になるとは限りません。

車の走行距離を調べる方法(ODOオドメーターとトリップメーター)

 

④エンジン周り

・バッテリーの状態
・エンジンオイルの状態
・修復歴の確認
・エンジンの状態
・改造パーツの有無
・車台番号

エンジンの異音をはじめ、オイル、プラグの状態、改造パーツの有無、修復歴の有無などをチェックします。
エンジンをオーバーホールしたり載せ替えたりしている場合は、申告するとプラス査定になる場合があります。
エンジンルーム内に記載されている車台番号(車体番号)は最も重要なチェックポイント。
移植や改ざんがあった場合は、買取りを拒否される場合があります。

 

⑤その他

・メーカー、車種
・年式、グレード
・走行距離
・車検証・整備記録簿の内容
・取扱説明書などの書類
・車検の残期間
・キー(スペアキー)やキーレスなどの有無
・純正部品の有無

書類の有無によって査定金額に大きく差が出ることがあります。
普段は車と別にしている書類も、査定時には用意しておきましょう。
例えば、

 

定期点検記録簿

法定点検の内容を記録しているので、その車の過去の整備状況が把握できる重要な書類です。
この書類には「所有者」「車台番号(車体番号)」「ナンバー」「点検整備日時」「検査責任者名」「検査時における総走行距離」などが記載されており、オーナーの変更歴などを含めた、車の基本情報がチェックできます。

 

取扱説明書

取扱説明書の有無も査定に影響します。
読み終えたからと破棄する方も少なくありませんが、次のオーナーにとっては大切な資料かもしれません。
保管しておきましょう。
純正品・社外品を問わず、追加パーツの説明書も同様です。


次に売るべきタイミングについて確認していきましょう。

 

車が高く売れるタイミング

①車検前に売る

まずは最も基本的なことから。
車検に通してから売っても、その車検費用が買取査定額に上乗せされることはありません。
車検が近い場合は、車検前に売ってしまうことがオススメ。

 

②モデルチェンジの前に売る

モデルチェンジが行われると旧車の査定額は必ず下がります。
当然といえば当然ですが、実は自分が乗っている車種だけではなく、ライバル車のモデルチェンジでも影響します。
車を売るためだけに生活しているわけではないので少し難しいかもしれませんが、日頃からインターネットやニュースで最新情報を仕入れる事が大切です。

 

③3月,6月,9月,12月に売る

ボーナスの会社が多い6月や12月、決算期の会社が多い3月や9月は新車だけではなく中古車も一番よく売れます。
そうすると需要が増えるので、その分たくさん仕入れる必要があります。
世の中、品数が少なくて人気な物、みんなが欲しい物は値段が高くなりますよね?
ですので、この時期は一番高く買い取ってもらえる可能性が多くなります。
また、こういった時期は古いモデルでも一律価格で下取りしてくれるキャンペーンも実施されてたりします。

 

いかがでしたか?
チェックポイントやタイミングさえバッチリおさえて、売る側にとっても買取る側にとっても気持ちのイイ取引にしましょう!!

この記事について

参考になりましたか?

この記事を読んだ人はこんな記事もおすすめ

売る

【売却マニュアル】「買取・下取りの違い」と注意点 -時期も大事-

車の売却は、買取・下取りの選択を失敗すると数十万円単位で損をする可能性があります。車を手放す時、損をしないためにどうしたら良いのか。買取と下取りの違いから、査定...

売る

【売却マニュアル】「買取・下取りの違い」と注意点 -時期も大事-

車の売却は、買取・下取りの選択を失敗すると数十万円単位で損をする可能性があります。車を手放す時、損をしないためにどうしたら良いのか。買取と下取りの違いから、査定...

ページ上部に戻る