残価設定ローンとは?

買う | 2016-01-11 15:22:00
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残価設定ローンって聞いたことありますか? 名前だけ聞くとなんだか難しいそうですが、そんなことありません。 簡単ですので、これ機にイメージをつかんでおきましょう。

残価設定って?

残価は、その車の「残りの価値」を意味しています。
残価設定ローンは、ローンが終わる時期に想定される「その車に残る価値(残価)」を計算して設定し、購入価格から残価分を差し引いた金額でローンを組む商品です。

どういうことか具体的にみていきましょう。

例えば、100万円の車を購入したいと思っているとします。
この車の3年後の価値を55万円、5年後の価値を20万円と仮定します。

3年間の残価設定ローンで支払いをするのであれば、
100万円 ー 55万円 = 45万円
この45万円を3年間で支払っていくことになります。

5年間の残価設定ローンであれば、
100万円 ー 20万円 = 80万円
80万円を5年間で支払っていきます。

 

「残価の分のお金を払ってないけど、どうするの??」と思う方もいるでしょう。
残価設定ローンでは、契約期間が終わったら次の3つの選択肢から1つ選ばなくてはいけません。

 

 

ローン終了後の選択肢3つ

1. 販売店に車を返却する

2. 他の車に乗り換える

3. 残価を支払って車を買い取る(一括支払い か 再度ローンを組む)

 

これだけ聞いていると、すごいお得なローンに聞こえてきますね。
でもメリットとデメリット、どちらもちゃんとあります。

 

 

残価設定ローンのメリット・デメリット

メリット

・通常のローンより月々の支払額が少なくなる

・3〜5年くらいで新しい車に乗り換えができる

 

デメリット

・金利は通常より高め

・残価に対しても金利がかかる

・車の使い方によっては追加料金が発生したり、返却を拒否される可能性もある

 

では、どんな時に追加料金が発生したり、返却を拒否されるのか注意点で見ていきましょう。

 

 

残価設定ローンの注意点

走行距離

一定の距離以上走行してしまうと、追加料金が発生したり、引き取りを受け付けてくれない場合があります。

例えば、日産の残価設定ローンでは「1,000km/月コース」と「1,500 km/月コース」の2コースが設定されています。
「1,000km/月コース」の場合、3年で36,000km、5年で60,000kmを超えると追加料金が発生します。
さらに、3年で54,000km、5年で90,000kmを超えてしまうと追加料金を支払っても返却できません。

 

事故

事故などで車体を損傷すると、程度によって3~5年後の残価が保障されなくなる場合があります。
例えば日産セレナの場合、査定減点(中古車の査定時に状態を図るのに用いられる尺度。損傷や修復の程度に応じて点数が定められている。)が10万円以内であれば車を引き取ってもらえますが、15万円以上だと不可になります。
一般的に減点は、1点=1,000円相当で下取り価格に反映されるので、10万円相当=100点以上の減点がボーダーラインとなります。
例えば、乗用車のバンパーにカードサイズ~A4サイズの修理・塗装跡がある場合は15点減点、A4サイズ以上なら30点減点、​内装ならタバコやペットのニオイがついていると40点、タバコのヤニは60点と大幅な減点になります。

 

カスタマイズの制限

足回りやエアロパーツ、電装品など社外品を装着すると、3~5年後に元に戻さなくてはなりません。
社外品でカスタマイズすると3~5年後の引き取り対象外となるところもあります(純正品によるカスタマイズの場合は問題ありません)。
純正品以外のパーツでカスタマイズを楽しみたい方には、残価設定ローンは不向きかもしれませんね。

 

車種やグレードによる制限

メーカーや販売会社によっては、残価設定ローンを使える車種やグレードを制限している場合もあります。
残価設定ローンを希望の場合は、確認をしておいた方が良いでしょう。

 

 

残価設定ローンが不向きな方

では、今までの情報から残価設定ローンを使わない方がイイ方をあげてみましょう。

・車を所有しているという満足感が欲しい方
残価設定ローンは、3〜5年で新しい車に買い換えたり返却したりするので、「買った」というよりは「借りている」という方がしっくりきます。

 

・長距離ドライブが目的な方
通勤で長距離を走る方は、休日に車を利用しなくても残価設定ローンの制限距離を超えてしまう可能性があります。
月に20日、片道20kmの距離を通勤すると月間800kmとなり、夏休みや年末年始、週末に遠出すれば1,000kmを超えてしまうのではないかとヒヤヒヤすることになるでしょう。

 

・カスタマイズを楽しみたい方
残価設定ローンは車を「借りている」状態に近いものです。
自由にカスタマイズしたい場合は、やはり通常の自動車ローンの方がイイでしょう。

 

 

以上、残価設定ローンについての解説でした。

 

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